ケプラー186f

自分と瓜二つの人間が世の中には2人くらいはいるそうだが、それでは地球とそっくりな惑星は、どのくらいあるのだろう▼最近、太陽以外の恒星のハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内に存在する地球サイズの惑星が発見された。NASAなどの研究チームがケプラー宇宙望遠鏡の観測結果を分析して分かったことだ。その惑星は、はくちょう座の方向にあり『ケプラー186f』と名付けられた▼地球からおよそ500光年離れたところにあり、太陽にあたる恒星を130日の周期で公転している。何といってもケプラー186fは、地球とほぼ同じ大きさで、岩石などで構成されている可能性があり、恒星からの距離が適度な距離あることから水が液体の状態で存在することだってあり得る▼地球は太陽から近からず遠からずの微妙な関係を保ったからこそ生命が誕生したわけで、ケプラー186fも生命の存在が期待される。以前NASAでは、ハビタブルゾーン内には、地球サイズの惑星が少なくとも5個見つかっていると発表している。大きさと微妙な距離がカギ。サイズで地球の1・5倍以上となると、引力によって水素とヘリウムの厚い層を引きつけ、木星や土星のようなガス惑星になりかねないのである。ケプラー186fとは”姉妹惑星”関係を結びたいものである▼500光年、 今から”地球とはこんなところだ”と情報を送り続けたらどうだろう。いつか情報が返ってくることを期待して。