さくらサイエンスプラン

日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)高校生特別コースで来日した第3陣8カ国、120人の高校生の報告会が、8月8日にJICA東京研修センターで開かれた▼優秀なアジアの青少年が日本を短期訪問し、日本の青少年との交流を深めるとともに、アジアの青少年が日本の大学・研究機関・企業に興味を持つことで、海外からの優秀な人材を集めることが目的▼報告会では、各国の生徒代表が日本という国の印象が変わったことや訪問先の機関で得たことなどの感想を述べたほか、引率教員からも生徒に良い刺激を与えられたといった感謝の言葉が述べられた。どの生徒も希望に満ちた笑顔を浮かべ、英語で論理的なスピーチをしていたのが印象的であった▼モンゴルから来た何人かの生徒に話を聞くと「日本の道路や橋、ビルなどの建築物が印象的だった。土木工学を学びたいので、11月に試験を受けて、京都大学に留学したい」「有機化学を学びたいと思って日本のある大学に留学しようと考えていたが、今回、筑波大学を訪問して、留学先を筑波大学に変更しようと思っている」という。また韓国の高校生は「これまで領土問題などで持っていた日本への印象が大きく変わった」という▼今回のメンバーは各国政府が選抜した、将来それぞれの国でリーダーとして活躍する優秀な高校生達だ。約1週間かけて各国同士の交流も進んだ。一方、日本の高校生との交流もあったが1日だけであり、各国間の絆と比べると弱い。次からはぜひ、日本の高校生も合宿形式で参加し、異文化交流を深めるとともに、世界の常識を学ぶ機会として活かすといった一工夫が欲しいところだ。