27年6月26日号

 日々の生活の中で、特定の曜日にある現象が集中して起こることがある。ご存じの方も多いだろうが▼まさに”ブラックフライデー”、金曜日には人命に関わる事故が集中して起こると聞いたことがある。確かに、翌日から休みだとの意識が頭をよぎり、油断が生まれ事故につながるというわけだ。同様に、最近、京都の医師会が発表した調査データが話題になっている。それは脳梗塞を発症する確率が月曜日に一番高くなるというもので、”ブラックマンデー”となる▼この調査は、1999年から09年にかけて脳卒中患者1万3千例を対象に行われ、日曜日の脳卒中の発症率を1とすると月曜日は1・157と特に高かったという。原因としては、土日のリラックスした状態から、一週間の始まりである月曜日には仕事、勉学などにより緊張するからで、起こり得ることは疑いないことである▼専門家も「このデータはうなずけることです。リラックスした状態から、翌日の緊張感やストレスが作用して、脳の血管を流れる血液の粘性が高まることで起こりやすいのでしょう」と指摘する。脳卒中ばかりではない。心筋梗塞なども増える傾向にあるとか。では、どうすればリスクを回避できるのか▼「日曜日にのんべんだらりと過ごしたとしても、それを持ち越さず、メリハリをつけることです」という。つまり体と気持ちをうまく慣らすことが必要のようだ。出勤前に少し散歩などをするのもよいかもしれない。