27年7月24日号

11月は「テレワーク月間」だそうだ。総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、学識経験者、民間事業者などでつくるテレワーク推進フォーラムが、今年からそう定めた▼近年のパソコンやインターネットなどの普及で、情報通信技術を活用して場所にとらわれない働き方ができる「テレワーク」の環境はますます整ってきている▼自分が勤める会社・部署以外の場所で、ICTを利用して仕事をするテレワーカー(広義テレワーカー)の全就業者に占める割合は、国土交通省の平成26年度テレワーク人口実態調査によると、2014年で35・4%となっている▼ただ、2014年も2013年も2年連続して、対前年より割合はダウンしている。また、非テレワーカーがテレワークをしたくないという数が、2010年より2014年の方が増加している。その理由は、自分の仕事に向いていない、労働時間が長くなる、テレワーク環境が整っていないなどである▼テレワークは通勤時間などの節約だけでなく、女性や高齢者、障がい者などの就労を支援したり、都会での仕事を地方に居住して続けることなどを可能にしたりする、新たなワークスタイルである。これをうまく活用することで、個人のライフスタイルも大きく変えることができる▼新たに決まった「テレワーク月間」は、時代の変化に合わせ、国民一人ひとりが未来につながる働き方の一つであるテレワークについて考え、実践する期間だという。まだ全くテレワークをしてない人も、この機会に体験して、自分の仕事にうまく活用できるかどうか試してみたらいい。