28年10月7日号

様々なモノがインターネットにつながるIoTが脚光を浴びている。国が支援する民間主導のIoT推進コンソーシアムができたり、関連の各種フォーラムが立ち上がったりして、国を挙げて本格普及へ向けた検討が進められている▼一方、関連企業による基盤技術や応用技術の開発、各種製品・サービス開発なども盛んで、毎日のようにIoTがらみの発表がある。そうした中、これまでIT・エレクトロニクスの総合展として発展してきた展示会「CEATEC JAPAN」も、今年からIoTへ急速に舵をきることになった▼10月4日から7日まで千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2016」は「つながる社会、共創する未来、CPS/IoT EXHIBITION」と題し、IoTを主題に掲げたイベントとして企画されている▼多様なデータ・情報を集めるIoTと、それらデータ・情報の分析結果が現実世界に波及されるサイバーフィジカルシステム(CPS)の概念に基づき、CPS/IoTが新価値を創造し、すべての産業構造、ビジネスモデルを大変革し、社会自体も変化させる▼この大きな変革の流れを、今年のCEATECでは大きく打ち出してアピールしようというわけである。特に、主催者企画の「IoTタウン」では、企業が発想した未来のサービスを分かりやすくストーリーボードとして展示・紹介するという▼暮らし・街・社会の3シーンで会場を構成し、ロボットやショッピング、仮想店舗などで未来の街や暮らしを提案する楽しそうな企画である。IoTで日本の産業が元気になれるか。生まれ変わるCEATECに期待したい。