「日本の基礎科学力急落」科学技術・学術政策研調査

日本の基礎科学力が急速に低下している現状が、科学技術・学術政策研究所の調査で明らかになった。日本の論文数は10年前と比べ、中国、ドイツに抜かれ、第4位に、また注目度の高いトップ1%論文になると9位にまで低下している。特に日本が得意とされていた、物理、化学、材料科学、基礎生命科学のトップ10%論文の減少が大きく、増加した臨床医学と環境・地球科学を上回っている。伊神正貴科学技術・学術基盤調査研究室長は「博士課程学生や若手研究者の減少、大学部門の研究開発費の頭打ちなどが影響しているのでは」と話している。
(29年8月25日号)