ドローンとAIで密漁を監視

ミツイワ(東京都渋谷区)は、ドローンによる漁業密漁の監視抑止サービスの映像解析に、NTTコムウェアの画像認識AI「Deeptector」を採用することを決め、漁場でのフィールド検証を4月から開始することにした。
 いま、密漁者の手口が巧妙化・悪質化する中で、その対策は漁業関係者を悩ませる大きな課題となっている。現状は漁業関係者自らが目視監視することで密漁を抑制しようとするケースがほとんどで、これに伴う体力的負担やコスト負担が大きい。仮に密漁現場を発見できても、関係機関への通報中に密漁者が逃亡したり、密漁者から攻撃を受けるなど、効果があがらず、リスクもある。
 こうした課題を解決すべく、ミツイワは、ドローンによる漁業密漁監視の実証実験を、複数の漁業協同組合やドローン事業のアライアンス先であるセベック社と協力して進めてきた。現在、密漁が行われる夜間の監視に適したカメラの選定や、最適運用航路の調査・検討などを進めつつ、データ収集を続けている。
(30年4月13日号)