ペロブスカイト太陽電池の新材料候補発見

 理化学研究所計算科学研究機構量子系分子科学研究チームの中嶋隆人チームリーダーらの研究チームは、スーパーコンピューター「京」を利用し、高効率な材料スクリーニングに基づいた探索により、ペロブスカイト太陽電池の材料候補を発見した。
 中嶋チームリーダーによると「代表的なペロブスカイト太陽電池には鉛が使われていますが、それ以外の元素の可能性はないのかと思ったのが研究の動機でした。それをシミュレーションで確かめようと思い、幸い、京プロジェクトに従事していますので、京を使えば網羅的に可能性を探ることができました」という。ただ、単純に計算機に頼ったわけではなくて、時間をかけずに精度良い計算をする方法もこの研究のために考え出した。
(29年11月10日号)