四重極線形加速器でビーム加速

 量子科学技術研究開発機構(QST)、イタリア国立核物理学研究所(INFN)、スペインエネルギー・環境技術研究センター(CIEMAT)、フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)サクレー研究所、欧州核融合エネルギー合同事業体(F4E)の合同研究チームは、大強度中性子源用加速器開発に向けて、世界最長(9・8メートル)となる高周波四重極線形加速器(RFQ)による初ビーム加速に成功した。8系統の高周波を用いたRFQによるビーム加速は世界初。この成果により、核融合原型炉のための材料検証に必要な大強度中性子源用加速器の開発が着実に進展。研究チームでは、今年中に目標のビーム電流とエネルギーを実現する予定。
(30年6月29日号)