地下深くの亀裂の連結性を地上から評価する方法を開発

日本原子力開発機構幌延深地層研究センターは、地下深くの亀裂の関連性を適切に評価する方法を開発することに成功した。
 高レベル放射性廃棄物の地層処分の候補地選定に係わる調査では、地層中の亀裂の連結性を適切に評価することが重要である。そのためにはなるべく亀裂の連結性に直接関係するようなデータに基づいて推定することが求められるのだが、これまで特段に良い評価方法が見つかっておらず、地上からの調査により地下深くの亀裂の連結性を適切に評価することは困難とされてきた。
 そこで、同センターでは、亀裂の連結性が限定的である場合に透水試験で得られる独特な水圧挙動に着目、この水圧挙動特性に基づいた亀裂の連結性の推定結果を他の関連する情報(地質情報や地下水の水圧分布、水質・年代データなど)と比較して、その整合性を確認することにより検証するという新たな評価方法を考案した。
(30年6月1日号)