新技術振興渡辺記念会創立35周年記念式典・特別講演開催

 新技術振興渡辺記念会(武安義光理事長)は、今年創立35周年を迎えた。これを記念した『創立35周年記念式典・特別講演』が、10月25日、東京千代田区霞が関の東海大学校友会館(霞が関ビル35階)で開催された。
 同記念会は、昭和57年7月に神田通信工業(創設者:故渡辺勝三郎氏)の株式を以て設立された。以来、新技術の振興を図り、社会・経済の発展と福祉の増進に寄与することを目的に科学技術に関し、調査・研究およびこれらの助成・奨励を行ってきた。
 記念式典では、武安理事長が「30年の間には、株式売却などによる資産の形成、新公益人制度による一般財団法人への移行などにより、事業規模もそれに応じて大きく変化してきましたが、今後も財団の目的沿って業務を実施し、役割を果たしていきたい」とあいさつした。
 また、来賓として出席した文部科学省の戸谷一夫事務次官は「日本の将来に渡る成長と繁栄の要は、科学技術イノベーションであり、第5期科学技術基本計画に基づき、予算の確保、知の基盤である学術研究、基礎研究の長期的視野に立った支援、優れた人材の育成等の取り組みを進めていますが、その実現のためにも財団の今後の活動に期待しています」と祝辞を述べた。
 さらに記念式典では、創立35周年記念理事長賞(特別調査研究助成:助成金額500万円)を新潟大学人文社会・教育科学系の佐藤靖教授に『ビックデータ利用の拡大がもたらす政策形成過程の変容』で贈られた。
(29年11月3日号)