日本の通信機器市場 2017年度まで低調

一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、日本の通信機器市場(輸出を含む)について、2016年度から2021年度までの今後5年間にわたる中期需要予測をまとめた。それによると、スマートフォンの急速な普及により投資が大きく伸びた無線系設備の需要が一巡し、また固定電話のマイグレーションで有線系設備も減少しているのに加え、新興国などの景気減速で企業の設備投資の慎重姿勢が継続するなどしており、2017年度まで通信機器需要は低調に推移すると予測している。一方、2018年度以降は、日本の経済・社会の構造転換に対し、IoT/ビッグデータ/AI・ロボットを活用した新技術や新サービスが創出されたり、5G/ITS技術を活用した自動運転などのサービス連携でデータトラヒックが一層増大したりして、ネットワークインフラ装置を中心に、通信機器需要は回復していくという予測だ。