日本発の高度交通信号システム モスクワで実証

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と京三製作所、野村総合研究所は、ロシアのモスクワ市交通管制センター(TsODD)と共同実施していた、高度交通信号システム(ARTEMIS)の実証事業を完了した。同実証事業では、モスクワ市内の深刻な交通渋滞の解決に向け、市内5カ所の連続する交差点にシステムを設置し、車の移動時間の短縮効果を検証した結果、混雑時間帯で最大40%の渋滞緩和効果を確認した。同成果により、車の燃料消費が低減してCO2排出量が削減され、また移動時間短縮で経済活動が活性化されるなど社会貢献が期待できる。今後は、得られた成果をもとに、ロシアの他地域に向けて高度交通信号システムの展開を目指す。
(29年11月17日号)