溶媒粒子の非平衡密度分布を計算

 近年、生体分子の運動にそのまわりの水などの溶媒粒子の密度分布が影響することが明らかになってきた。これまでの研究では、溶媒粒子は常に平衡状態にあると仮定されていたが、溶媒粒子の動きが狭い空間で制限されると、必ずしも平衡状態に緩和できるとは限らない。九州大学大学院理学府物理学専攻の原諒平氏(大学院生)、新潟大学大学院理学部物理学科の吉森明教授らの研究グループは、動いている溶質まわりの溶媒粒子の密度分布の時間発展を計算する手法の開発に成功した。