災害発生時にドローンが要救助者の声から位置を検出

 東京工業大学の中臺一博特任教授((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンプリンシパル・リサーチャ兼任)、熊本大学の公文誠准教授、早稲田大学の奥乃博教授、鈴木太郎助教らの研究グループは、プロペラの出す騒音下で要救助者の音声を検出できるマイクロホンアレイを搭載したドローンシステムを世界で初めて開発したと発表した。要救助者が助けを求める呼びかけなどの音声を検出し、音声が発せられる方向と三次元位置の推定を行うことができる。マイクロホンアレイは耐水仕様なので雨天時にも利用可能。カメラが使えない夜間や暗所の救助や瓦礫に閉じ込められた人の救助への利用が期待できる。研究は内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導するImPACT「タフ・ロボティクス・チャレンジ」(田所諭プログラムマネージャー・東北大学教授)の一環として行われた。
(29年12月15日号)