田んぼの水 ICTで自動管理

 農研機構農村工学研究部門の若杉晃介上級研究員らの研究グループは、水田の水管理をスマートフォンやPCで遠隔操作したり、自動で給水・排水を制御できるシステムを開発したと発表した。既存の給水バルブと排水口にインターネット通信機能とセンシング機能を付加した制御装置を追加するもので、複数ある国内の給水バルブに対応している。実証圃場では、水管理にかかる労働時間を約80%削減でき、用水量を約50%削減できたという。水管理を省力化、高度化できる技術として普及が期待される。今年度中に発売が予定され、価格は自動給水バルブと自動落水口が各10万円、基地局が20-30万円、通信費用は2-4千円程度になる見込み。駆動電力は付属のソーラーパネルと内蔵バッテリーでまかなうため電源は必要ない。(29年9月22日号)