画像処理で経編ニットの欠陥検出を自動化

 東京都市大学知識工学部の包躍(バオ・ユエ)教授と富山県立大学工学部の中田崇行准教授、城西ニット(荒木貢取締役社長)らの研究チームは、スポーツウェア等に用いられる複雑な立体構造をもつ経編ニットのオンライン検査・欠陥検出システムの開発に成功したと発表した。織り目模様を1次元離散フーリエ変換によって抽出することで欠陥検出フィルタを自動作成し、これを用いた欠陥有無判定に、正規分布と発生確率の概念を導入することで実現した。実際の織機でも性能を確認し、現在、企業がシステムの実用化を進めているという。コスト削減に貢献すると期待される。成果は計測自動制御学会論文集2月号に掲載された。
(29年3月3日号)