科学技術振興費の増額を目指す

科学技術関係経費の中核となる科学技術振興費の増額を目指す。安倍総理の世界で最もイノベーションが起こる国を目指すため、5日開かれた科学技術イノベーション予算戦略会議の冒頭、山本一太・科学技術政策担当大臣は「民主党政権下で減少傾向だった科学技術振興費を、今年度予算で相当規模増額できた。しかし、その規模はまだ不十分で各省と協力してさらなる拡充を目指していきたい」と意欲を見せた。
科学技術振興費は、当初予算ベースで見ると、平成21年度の1兆3777億円をピークに毎年減少し、平成25年度予算では1兆3007億円にまでなってしまった。安倍政権としての本格的な予算編成作業を行った今年度予算では、1兆3372億円と多少回復した。しかし、第4期科学技術基本計画で掲げられた数値目標である25兆円を達成するには不十分だ。
予算戦略会議は、科学技術政策担当大臣を議長として、各省の局長クラスと総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員で構成され、関係府省の緊密な連携・調整を行うことで、戦略的な予算編成を進めるため、昨年発足した。今回の会合は来年度予算概算要求に向けたキックオフとなる。
山本大臣は「予算の効率化も進めながら、予算全体の増額を目指す」という。