米海底地形調査コンペ 日本から「チーム黒潮」参戦

地球の表面積の7割を占める海洋。しかしながら、陸地と違い海底は約10%しか詳細な測量がなされていない。いまだ知らない世界が海底には広がっている。
 現在、内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)で海洋関連研究機関等が参加する「海のジパング計画(次世代海洋資源調査技術)」が実施されているように、海洋国家・日本の強みを活かした研究開発が行われている。その一方で、米国の非営利団体・Xプライズ財団が主催する海中探査のコンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」が2015年からスタートしている。石油会社であるロイヤル・ダッチ・シェルがメインスポンサーを務める世界コンペで、AUV(自律型海中ロボット)などを利用して海底地形調査の高速化、低コスト化を目指すものだ。世界中から32チームが参加し、現在は技術審査を通過した20チームが年末からの実海域競技(ラウンド1)に向け、準備を整えている。
(29年10月27日号)