遺伝的体質に基づく新規脳梗塞発症リスク予測法開発

 岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)生体情報解析部門の清水厚志特命教授、八谷剛史特命准教授らの研究グループは国内の多数のコホート研究・バイオバンクと共同で、ゲノム情報に基づく脳梗塞の発症リスクを予測する新規手法を開発したと発表した。従来のゲノムワイド関連解析(GWAS)ではなく、全ての遺伝子多型をリスク評価に用いる手法を確立。同手法が脳梗塞の発症リスクを高めるとされる生活習慣病の罹患と独立して、3つの病型全てでリスクを予測できることを確かめた。他の疾患にも応用可能で、個別改良に繋がると期待される。成果は米国心臓協会が発行する脳卒中学術誌「Stroke」オンライン版で12月29日発表された。
(平成29年2月3日号)