量子エニグマ暗号トランシーバーを全光ネットワークで検証

 玉川大学量子情報科学研究所の二見史生教授、加藤研太郎教授、谷澤健准教授、産業技術総合研究所データフォトニクスプロジェクトユニットの研究グループは、共同で量子エニグマ暗号トランシーバーをネットワークに応用し、安全性を高めた低遅延な全光ネットワーク技術の実証に成功した。
 量子エニグマ暗号トランシーバーとは、玉川大学が開発した暗号通信用のトランシーバー。二見教授によると「これまで様々な実験評価を行ってきたが、いずれの評価も2カ所を直接光ファイバで接続した光ファイバ回線で行っていた。直近では、Nokia Bell Labsと共同で2点間を結ぶ実験に成功した。ただ、ルーターを介し3カ所以上を結ぶネットワークにおいてまだ評価は行っておらず、ネットワークでの実験検証が求められていた」という。
(30年3月30日号)