5Gの特徴「多数同時接続」 NICTが有効性実証

情報通信研究機構(NICT)のワイヤレスネットワーク総合研究センターは、現行4G(第4世代移動通信システム)の次へ向け世界中で開発実証が進む5Gについて、基地局1台で約2万台の端末の同時接続が可能であることを、実証試験で確認した。IoTなどに欠かせない多数同時接続技術は、5Gの特徴の1つ。今回、その実現に向けて導入が検討されているGrant Free方式と呼ばれる無線アクセス方式を用いて、実証試験に成功した。将来、同方式が実用化されると、災害時などに通信の輻輳が発生するような状況でも、限られた時間内に多数の端末から通信が可能になる。実証試験では、防災倉庫とスマートオフィスの2つの利用シナリオについて、この特徴が有効に活かせることを確認した。
(30年4月6日号)