統合失調症患者の日常生活 脳細胞の電気刺激で改善

 国立精神・神経医療研究センター・トランスレーショナル・メディカルセンターの住吉太幹部長らの研究グループは、経頭蓋直流電気刺激(tDCS)により、統合失調症患者の日常生活技能や認知機能を改善できることを見いだした。
 統合失調症は人口の約1%が罹患する原因不明の疾患だ。幻覚や妄想(陽性症状)、意欲低下(陰性症状)、記憶や注意力などの認知機能の障害が起きる。認知機能に依存する金銭管理やコミュニケーション力など日常生活技能の改善は患者の社会復帰に重要だ。
(30年1月12日号)