CIS系薄膜太陽電池サブモジュールで世界最高変換効率達成

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)とソーラーフロンティア(株)は、CIS系薄膜太陽電池サブモジュールで、世界最高変換効率の19・2%を達成した。
 これは、光吸収層の製膜プロセス改良による品質改善や、バッファ層変更などで達成した成果であり、NEDOが掲げる2020年で14円/kWhという発電コスト目標の実現に向けて大きく前進した。
(29年3月10日号)

下水道など地下管路掘削に新技術

アイレック技建(東京都台東区、西野龍太郎社長)とNTTアドバンステクノロジ(NTT-AT:神奈川県川崎市、木村丈治社長)、は、下水道などライフラインの管路施工技術である小口径管推進工法「エースモール工法」に使用する新たな位置計測システムとして、光掃引方式位置計測技術を開発した。同システムについては、2月16日と17日にNTT武蔵野研究開発センタで開催された「NTT R&Dフォーラム2017」で展示・紹介した。
(29年3月3日号)

画像処理で経編ニットの欠陥検出を自動化

 東京都市大学知識工学部の包躍(バオ・ユエ)教授と富山県立大学工学部の中田崇行准教授、城西ニット(荒木貢取締役社長)らの研究チームは、スポーツウェア等に用いられる複雑な立体構造をもつ経編ニットのオンライン検査・欠陥検出システムの開発に成功したと発表した。織り目模様を1次元離散フーリエ変換によって抽出することで欠陥検出フィルタを自動作成し、これを用いた欠陥有無判定に、正規分布と発生確率の概念を導入することで実現した。実際の織機でも性能を確認し、現在、企業がシステムの実用化を進めているという。コスト削減に貢献すると期待される。成果は計測自動制御学会論文集2月号に掲載された。
(29年3月3日号)

NTT R&Dフォーラム2017開催

NTTは2月16日と17日の2日間、NTT武蔵野研究開発センタで例年恒例となっているR&Dフォーラムを開催し、多くの来場者でにぎわった。今回の「NTT R&Dフォーラム2017」では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて開発を進めている、実用性の高いAI技術やIoTの最先端技術をショーケース化し、来場者に2020年の世界を先取り体験してもらう試みをしたり、昨年も紹介した、実際のスポーツ競技場などから遠く離れた場所で、試合などをリアルタイムに体感できる、超高臨場感を目指したイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!(キラリ!)」の進化版を紹介したりし、興味深く楽しい展示・実演を行っていた。
(29年3月3日号)

IEEEがセミナー開催 VR/ARの最新情報を紹介

 IEEE(米国電気電子学会)は16日、セミナー『VR/ARの現状と未来への展望』を開催した。
 昨年、2016年は、各社がバーチャルリアリティ(VR)ゴーグルの販売を開始、様々な世代がポケモンGOに夢中になり、VR元年と言われた。このセミナーでは、東大先端研の稲見昌彦教授が、VR(人工現実感)とAR(拡張現実感)について、VRやARのためのヘッドマウントディスプレイ(HMD)の変遷も踏まえた、VR/ARの最新情報を紹介した。
(29年3月3日号)

革新的な科学情報検索ツール CASが公開

米国化学会(ACS)の情報部門で、化学情報の世界的権威であるCAS(ケミカル・アブストラクツ・サービス:米オハイオ州コロンバス)は、北米地域における主要なSciFinder(サイファインダー)ユーザーを対象に、新ワークフローソリューション製品「SciFinder n(サイファインダー・エヌ)」の公開を開始し、今春以降各国で段階的に公開していくと発表した。
(29年2月10日号)

無線通信混在による不安定化の実態解明

 情報通信研究機構(NICT)と、オムロンなどの8社は、製造現場でIoT化を推進するため、業界の垣根を越えて、複数の稼働中の工場で無線通信技術の基礎評価と検証を進めているが、無線環境の通信安定化に向けてFlexible Factory Projectを立ち上げ、複数の工場で検証して、多様な無線システムを協調制御して安定化するための無線通信ソフトウェア構成を提案するなど、成果を明らかにした。
(平成29年2月3日号)

「JASIS 2017」出展申し込み受け付け開始

一般社団法法人日本分析機器工業会(JAIMA、会長:栗原権右衛衛門・日本電子社長)と一般社団法人日本科学機器協会(JSIA、会長:矢澤英人・ダルトン会長)は、両団体主催の分析機器・科学機器専門展示会「JASIS 2017」について、国内からの出展申し込み受け付けを1月13日から開始した。同展示会は、今秋9月6日から8日までの3日間、千葉市の幕張メッセを会場にして開催される。総来場者数3万人以上、出展社数500機関、小間数1500小間の開催規模を目指している。
(平成29年1月27日号)