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2026.09.04 研究・成果

新原理で1000倍のレーザー出力 QSTが達成

桐山博光氏

 

QST関西光量子科学研究所光量子ビーム科学研究部の桐山博光グループリーダー、同志社大学理工学部のグループは、複数のレーザーを30兆分の1秒の精度で重ね合わせることで、越えられない壁とされてきたレーザー出力向上の限界を打破する新しい技術を開発した。これにより、従来の重ね合わせ技術の約1000倍となるピーク出力を達成した。
レーザーを高出力化するには、ビーム口径を拡大する方式が主流だが、大型化はほぼ限界に達している。そこで、複数のレーザーを重ね合わせて強力な光を生成するコヒーレントビーム結合法が提案されてきた。しかし従来の手法は、位相がズレないようにタイミングを合わせる必要があるため、30兆分の1秒程度のパルス幅をもつレーザーには適用できなかった。

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