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コラム・素領域

2021年7月23日号

素領域

日本学術振興会は小学校高学年から高校生を対象に、大学や研究機関で科研費により行われている最先端の研究に触れることで、科学の面白さを感じてもらうことを目的としたプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス(https://www.jsps.go.jp/hirameki/)」を実施している。夏休み期間中にも多くの大学や研究機関が、多種多様なプログラムを企画しているのでチェックしてみてはいかがだろうか▼大人も参加できるイベントも多数開催。例えば「はこだて国際科学祭2021(https://sciencefestival.jp/)」や「あいちサイエンスフェスティバル2021(https://aichi-science.jp/)」では多くのオンライン企画が用意されている。国立環境研究所や高エネルギー加速器研究機構はオンラインによる一般公開を行う。夏休み気分を味わうのもいいかもしれない▼頻度は少ないが、夏にも季節性感情障害、いわゆる夏季うつがある。高温や多湿などの環境ストレスが発症に関係しているという。症状は冬季うつと異なり、夏バテに似ているので注意が必要だ▼国立成育医療研究センターが全国の子供とその保護者に対して行っているコロナ禍の影響の継続調査では、子供たちの心身の健康が低下傾向にある可能性を指摘。最近の発表でいずれも調査期間中最も低いスコアを示した。同センターは18歳以下の子供による相談をEメールで受け付けている。身近に子供がいたら気をつけてあげてください。

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