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コラム・素領域

2020年1月17日号

素領域

2020年。東京オリンピック・パラリンピックの年がいよいよ明けた。大新聞やテレビなどマスメディア報道は、この話題一色といった感じである▼最近の報道を見聞きしていると、昨年のラグビーワールドカップもしかり、とにかくスポーツの話題が多い。それだけ日本のアスリートの活躍が目立つということでもあるのだろう▼弊紙「科学新聞」は科学技術の専門紙である。オリンピックや各種スポーツに興味はあるが、科学技術も重要なのだということを、今年も報道し続けていきたい▼地球温暖化をはじめ、少子高齢化や健康問題、大規模地震や大型台風、ゲリラ豪雨などに伴う災害、日本の産業復興へ向けた科学技術力向上・強化、エネルギー問題、資源枯渇等々直面する課題は山積みだ▼国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、世界各国が取り組みを進めているものの、肝心な地球温暖化への取り組みさえ一向に進まない状況である▼宇宙開発は進むが、地球を回る衛星開発ばかりだ。人類が宇宙へ飛び出す話はせいぜい月ぐらいまでで、その先はいまだ夢の世界である。iPS、新創薬、再生医療、ガン治療など医学、薬学、生命科学の進展は著しいが、ガンやアルツハイマーを完全に克服する治療法の実現はなかなか難しいようだ▼また、日本の研究力低下が叫ばれて何年も過ぎるが、改善の兆しはなかなか見えてこないなど、新年に思い起こすことは多い▼子年は十二支の最初であり、物事の始まりの年にも当たるらしい。科学技術の大きな役割は人類の幸福への貢献であり、世界や日本が抱える問題の解決にどれだけ役立つかが大きな使命である▼改めて、今年がそうした貢献の新たな始まりとなるよう、この1年の科学界の動きを見つめていきたい。

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