東京理科大学と国立がん研究センターは4月27日、合同シンポジウム「ハイパーアシスト医療-ヒトの技を超えた能力で医療をアシストする-」を、国立がん研究センター築地キャンパス(東京都中央区築地)において開催した。両者は昨年7月に相互の発展を目指し、ガンの診断治療に用いる医薬品・医療機器の研究分野におけるイノベーションの実現と人材の育成を目的とした包括協定を締結した。今年4月には、クロスアポイントメント制度を利用することで、国立がん研究センター東病院「次世代外科・内視鏡治療開発センター」に共同で拠点を設置。今回のシンポジウムは、その拠点発足を記念して行われた。共同のシンポジウムとしては、第2回目にあたるという。また両者は10年ほど前から、バイオメディカルインターフェース・ワークショップなどを通じて研究者交流を行ってきた。 |
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