2019.03.08 大学等
「歴史都市」京都の防災に取り組む立命館大の山崎有恒教授
明治以前の日本は災害はどうしても起きるものと考え、災害との共生を主眼に防災対策はなされてきた。一方で明治以降、災害は封じ込めるものとの意識変化が起き、それに伴い人々の防災意識の低下が引き起こされたという。立命館大学文学部の山崎有恒教授らの研究グループは、04年から明治期に発行された「京都日出新聞」(現在の京都新聞)の災害記事をデータベース化するプロジェクトに取り組んでいる。
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