2019.03.22 その他
プロジェクト雇用を繰り返し、将来を見通せない若手研究者のキャリアパスを形成するためには何が必要なのか。文部科学省では、卓越研究員事業やテニュアトラック制(若手研究者が任期付きの雇用形態で経験を積み、終身雇用を目指す仕組み)の導入支援などの施策を展開しているが、根本的な解決策はなかなか見えてこない。総合科学技術・イノベーション会議の有識者会合は、特定分野を選んで若手研究者を長期間支援する制度を産業界と連携して創設することや、テニュアトラック制度の本格的導入などの検討を開始した。
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