2019.09.27 その他
右から、環境省の近藤智洋地球環境局長、日本学術会議の山極寿一会長、フューチャー・アース委員会委員長の安成哲三氏、同副委員長の江守正多氏
日本学術会議の山極寿一会長は9月19日、環境省の近藤智洋地球環境局長に地球温暖化への取り組みに関する緊急メッセージを手交した。人類生存の危機をもたらしうる地球温暖化は確実に進行し、その抑制のためには国際・国内の連携を強化して、大気保全と水・エネルギー・食料の統合的管理をする必要がある。陸域・海洋の生態系は人類を含む生命圏維持の前提であり、生態系の保全は地球温暖化抑制にも重要な役割を果たしている。そのため、将来世代のための新しい経済・社会システムへの変革が早急に必要だとしている。
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