2020.02.07 賞
日本学術振興会(里見進理事長)は1月28日、将来、日本の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生18人に第10回日本学術振興会育志賞を授与することを決めた。厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するために、上皇陛下から賜った御下賜金をもとに創設されたのが育志賞。大学長、学術団体(学会)の長から175人の推薦があり、その中から育志賞選考委員会(委員長=清水孝雄・国立国際医療研究センタープロジェクト長)が選考した。授賞式は3月4日、日本学士院で開催される。受賞者には、賞状、賞牌、副賞として学業奨励金110万円が贈呈される。
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