ＮＥＣは、ニューノーマル時代の新しい働き方をデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）の力で実現する「デジタルオフィス」のプロジェクトを７月１３日から開始した。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、生活や仕事、教育など社会活動の多くで、これまでの日常が困難となり、テレワークや遠隔授業、Ｗｅｂ会議などの導入が進展しつつある。今回開始したプロジェクトでは、ＮＥＣが得意とする生体認証や映像解析などの先進ＩＣＴを活用して、ゲートレス入退システムやマスク対応レジレス店舗などの様々なシステム実証を、東京港区の本社ビル内で開始し、同日報道陣に公開した。小玉浩・執行役員常務兼ＣＩＯ兼ＣＩＳＯは「まずは自ら試して実証し、準備のできたものから順次お客様に提供していきたい」と話しており、実証の成果、ノウハウを踏まえ、２０２０年度内を目途に順次各ソリューションの提供を開始していく予定である。

ＩＤゲートレスエントランス（４人同時でも認識できる）