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2021.10.01 研究・成果

日本人集団のゲノムは3つの祖先集団で構成 金沢大が「三重構造モデル」提唱

 

金沢大学人間社会研究域附属古代文明・文化資源学研究センターの覚張隆史助教と中込滋樹研究員(ダブリン大学助教)、ダブリン大学、鳥取大学、岡山理科大学、富山県埋蔵文化財センター、船橋市飛ノ台史跡公園博物館、愛南町教育委員会などの共同研究グループは、日本人集団のゲノムが3つの祖先集団で構成されていることを明らかにしたと発表した。新たに縄文人9個体、古墳人3個体のゲノムを取得。これらと既存のデータ、大陸における遺跡出土古人骨のゲノムデータをあわせ、大規模な集団パレオゲノミクス解析を行うことでわかった。日本人の成り立ち解明につながる成果と期待される。

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