2022.04.08 研究・成果
順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターの池田勝久特任教授と電気通信大学大学院情報理工学研究科の小池卓二教授、順天堂大学医学部の保科卓成言語聴覚士らの研究グループは、地下鉄の騒音環境下での音楽聴取は難聴リスクを高め、ノイズキャンセリング(NC)機能でそのリスクが回避されることを明らかにしたと発表した。地下鉄騒音下を模擬して各種イヤホン装着時の音楽聴取を実験することで確かめた。習慣的な音楽聴取によって生じる「スマホ難聴」の予防策として普及が期待される。成果は国際科学誌「Journal of Audiology & Otology」3月24日号に掲載された。
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