G7科学技術大臣会合が6月12~14日、ドイツ・フランクフルトで開催され、ウクライナの科学者と学生への支援を表明するとともに、科学と研究における自由、気候変動、新型コロナ後遺症について共同宣言を採択した。出席した大野敬太郎内閣府副大臣は「今回、ウクライナの問題が大きく取り沙汰された。宣言の中では、科学と研究の自由・インテグリティ・セキュリティが最も大きなプライオリティを持っている。できるだけオープン、必要なだけクローズにする、リサーチコンパクトの考え方が政策的枠組みとして具体化されたのは今回が初めて」と話す。
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