2022.12.23 研究・成果
未経験のオスメダカは、特定のメスに数回性行動をすると、その性的パートナーに積極的に求愛行動し、メスメダカも未経験のオスと数回性行動をすると性的受容性が高まり、まさに相思相愛の関係を築くことが明らかになった。東北大学大学院生命科学研究科の大門将寛博士後期課程学生と竹内秀明教授らのグループが発見した。オスの脳では数回の性経験によって甲状腺ホルモン関連遺伝子群の発現が上昇したことから、甲状腺ホルモンが性経験依存の行動変容に関与するのではないかという。
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