東京大学資本市場研究センター(仮称)の設立を発表し握手を交わす東京大学の藤井輝夫総長(右)とマネックスグループの松本大会長
東京大学は、マネックスグループの松本大会長から個人寄付10億円を受け、大学からの拠出分と合わせて、その運用益により研究組織を創設すると発表した。東大基金には約400億円が寄付されているが、その多くは各種規制によって運用できずに切り崩すだけだったが、藤井輝夫総長は「独自基金に基づくエンダウメント型経営モデルを目指す」として、運用益による研究組織や教育研究活動を強化していく考えを示した。
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