2023.07.28 研究・成果
東京理科大学の四反田功准教授(創域理工学部先端化学科)、元祐昌廣教授(工学部機械工学科)、鈴木立紀准教授(薬学部薬学科)、柳田信也教授(教養教育研究院)、向本敬洋准教授らの研究グループは、マイクロ流路内に入った気泡をトラップし、汗中の乳酸濃度を長時間安定的にモニタリングできるバイオセンサーの開発に成功した。
汗や血液に含まれる乳酸は、運動やトレーニングの指標となることが知られている。従来、汗に含まれる乳酸を簡便に測定できるウェアラブルデバイスがいくつか報告されているが、使用中に流路内に気泡が入って電極部分に接触することで、センサー応答が不安定になるという課題があった。
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