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2024.01.26 研究・成果

誤り耐性量子コンピューター実現へ一歩 伝搬する光の論理量子ビット生成 東大・NICT・理研など

 

会見に臨んだ古澤明教授(右)とアサバナント・ワリット助教

 

汎用型の光量子コンピューター実現に向けて、大きな一歩となる成果が発表された。東京大学大学院工学系研究科の紺野峻矢大学院生(研究当時)、アサバナント・ワリット助教、古澤明教授らの研究チーム、情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、チェコ・パラツキー大学のペトル・マレック准教授、ラディム・フィリップ教授、独マインツ大学のピーター・ファン・ルーク教授は、伝搬する光の論理量子ビットであるGottesman-Kitaev-Preskill量子ビット(GKP量子ビット)を世界で初めて生成した。古澤教授は「これまで実現してきた大規模化や量子的掛け算などと組み合わせることで、大規模な誤り耐性光量子コンピューターの実現が見えてきた。9月にはベンチャーOptQCを立ち上げ、社会実装を進めたい」と話す。

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