2024.03.08 研究・成果
医用画像診断用AIの開発が進められているが、AIが診断のために注目している領域と、医師が診断で重要視している領域に齟齬があることがわかった。東北大学大学院医学系研究科医用画像工学分野のソウ・イブン助教、チョウ・ギョウユウ非常勤講師(現・仙台高等専門学校総合工学科)、本間経康教授らの研究グループが明らかにした。AIによる医用画像診断の医学的な妥当性に懸念があることを示しており、今後、新たな訓練法の開発など、さらなる検証と対策を進めることで、より安全性の高いAIの臨床応用が期待される。
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