2025.02.14 研究・成果
北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授、海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員(慶應義塾大学特任准教授)、古賀俊貴ポスドク研究員、東北大学大学院理学研究科の古川善博准教授、九州大学大学院理学研究院の奈良岡浩教授らが所属する国際研究グループは、NASAが炭素質B型小惑星ベヌーから持ち帰った粒子から、アミノ酸や核酸塩基、カルボン酸、アミンなど、様々な有機化合物を検出することに成功した。これら有機化合物は、低温環境におけるアンモニア溶液中での反応で生成したという、これまでにない地球外有機物合成に関する知見をもたらした。
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