2025.03.14 研究・成果
信州大学繊維学部機械・ロボット学科の照月大悟准教授と千葉大学大学院工学研究院の中田敏是准教授、千葉大学大学院融合理工学府の福井千海さん(大学院生)らの研究グループは、生きたカイコガの触角をにおいセンサーに用いたバイオハイブリッドドローンを開発し、小型ドローンによるにおい源探索の世界記録を樹立したと2月19日発表した。昆虫のフェロモン探索行動をヒントににおい追跡の精度と範囲を飛躍的に向上。におい源探索の範囲は小型ドローン世界記録の最大5㍍を達成した。災害現場などでの要救助者探索の技術開発につながる成果と期待される。
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