2025.04.11 政策
内閣府のマテリアル戦略有識者会議がまとめた提言を掲げる座長の山岸秀之氏(右)と城内実科学技術政策担当大臣
マテリアル分野で日本が勝ち続けるためには、イノベーションを継続的に創出し、経済成長につなげるための産学官の「知のバリューチェーン」を構築しなければならない。内閣府のマテリアル戦略有識者会議(座長=山岸秀之・旭化成専務執行役員)は提言をまとめ、城内実科学技術政策担当大臣に手交した。城内大臣は「マテリアル革新力強化戦略は、4年前に策定されたが、この間に、世界情勢は大きく変化してきた。マテリアルは、量子、AI、半導体などのイノベーションを先導する中核であるという認識のもと、今回の提言をもとにマテリアル戦略を改定し、政府としても積極的に進めていきたい」と話す。
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