2025.05.16 研究・成果
富山大学の井ノ口馨卓越教授(右)と獨協医科大学の大川宜昭准教授
富山大学学術研究部医学系の井ノ口馨卓越教授とカレド・ガンドウル特命助教、情報通信機構脳情報通信融合研究センターの芳賀達也研究員、獨協医科大学先端医科学研究センターの大川宜昭准教授らの研究グループは、脳で睡眠中に、過去の記憶の保存と未来の記憶への準備という2つのプロセスが並行して進行していることを明らかにしたと4月24日発表した。海馬CA1領域の神経細胞の活動を網羅的に観測する独自技術と数理モデルによるシミュレーションで明らかにした。睡眠中の脳活動への介入が能力を向上させる可能性がある。
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