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2025.06.13 その他

研究へのAI利用 日本立ち遅れ 論文数低迷も研究インパクトでは存在感

日本における研究でAIを利活用した論文数は、欧米中と比べると7~10分の1以下と少ないものの、研究のインパクト(FWCI)は中国と同等レベルであるため、今後、各分野の研究においてAI利活用を進めることで世界の中での存在感を高めることは十分に可能だ。科学新聞社とエルゼビア社は共同で、各分野の研究におけるAI利用状況と、日本の現状などを調査した。
今回、世界最大級の抄録・引用文献データベースであるエルゼビアのScopusに登録された論文を対象にして、AI in Researchという分野を作成し、分析を行った。2019年から23年までの5年間に全世界で出版されたAIを利用した論文数は、1万8936論文(42・9%がオープンアクセス論文)で、うち国際共同研究によるものは4985論文だ。1論文あたりの引用数は12・1で、FWCIは1・64と他分野と比べて相対的に高い。

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