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2025.08.01 研究・成果

トポケミカル反応で新たな構造変換実現 京大、従来説覆す

 

京都大学大学院工学研究科の樋口涼也さん(左)と高津浩准教授

 

材料を混ぜ高温焼成することでできるのが、一般的なセラミックスだが、近年、低温で焼成するトポケミカル反応により骨格構造の一部を置き換えて、新しい機能を発揮させることが可能になっている。例えば、従来得られなかった新しい磁性材料を作ったり、コンデンサー材料をアンモニア合成触媒に変換させたりすることができる。
京都大学大学院工学研究科修士課程の樋口涼也さん、博士課程(研究当時)の石田耕大さん、高津浩准教授、陰山洋教授らの研究グループは、京都大学理学研究科、仏ボルドー大学、ファインセラミックスセンター、東北大学、中国・桂林理工大学との共同研究により、骨格自体を再構成する新しいトポケミカル反応を世界で初めて実現した。

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