2025.09.05 大学等
左から小川普久准教授、長谷部光泉教授、野川茂病院長、大上研二医学部長
東海大学医学部付属八王子病院血管内治療センターの長谷部光泉教授と小川普久准教授らの研究グループは8月27日、膝下血管病変向け薬剤溶出型ステントシステムの医師主導治験を多施設共同で今年秋から開始すると発表した。進行性で治療が困難な重度動脈硬化症に伴う膝下血管病変の治療改善と患者のQOL向上を目指す。 同システムは長谷部教授らにより開発された、既存の治療法では再発が著しく多い膝下の重度動脈硬化症の治療を目的に開発。世界初の革新的ナノコーティングステント(高度管理医療機器クラスⅣ)で、世界中の医療現場と患者からアンメットメディカルニーズを満たすものと実用化に大きな期待が寄せられている。
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