2025.09.26 政策
第７期基本計画に３つの柱 専門調で論点整理
第７期科学技術・イノベーション基本計画では、科学の再興、重要技術領域の強化、安全保障との連携という３つが重視されることになりそうだ。９月18日に開催された基本計画専門調査会で、基本計画の論点案が示された。各論において、様々な施策が盛り込まれているが、すべてを実施するには大きな財政投資が必要になる。城内実科学技術政策担当大臣は「物価高騰や円安の影響により、研究費が実質的に減少しており、その結果として研究現場では設備の老朽化や人材不足など深刻な状況にある。研究力を強化し、イノベーションを生み出していくためには、現場への投資が何よりも重要であり、投資を拡大していくことが必要だ。具体的な研究開発投資の規模についてしっかりと議論し、最終的に決定していく」と話す。
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