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2025.10.17 研究・成果

台湾沖のアオザメ 体温調節能力判明 上昇が低下より10倍以上速く

総合研究大学院大学先導科学研究科の徳永壮真さん(大学院生)、総合研究大学院大学統合進化科学研究センターの渡辺佑基教授、長崎大学、(一財)沖縄美ら島財団、台湾農業部水産試験場の研究グループは、台湾南東部の沖合で捕獲したアオザメに水温・体温・深度などを計測する記録計を装着して放流(バイオロギング)することで、体温上昇が体温低下より10倍以上速く進行することを明らかにしたと9月25日発表した。温かい海域を好むアオザメが状況に応じて柔軟に体温を調節できることがわかった。この並外れた温度調節能力で獲物が豊富な冷たい深海での捕食効率を高めているとみられている。

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